交互練習とブロック練習:勉強法を比べる
Piply Team
多くの学生は、同じ種類の問題を自信がつくまで繰り返してから次に進みます。進んだ気がしますが、研究はそのやり方自体が間違っているかもしれないと示しています。
ブロック練習が心地よい理由
一つの問題形式、技能、テーマをまとめて練習する方法です。二次方程式だけを続けて解き、終わると「分かった」と思います。
その感覚は本物でも、誤解を招きます。今、その種類だけを滑らかに解けているのです。脳が同じパターンに慣れ、何をするか知っています。別の内容に変わると、その安心はすぐ消えます。
心理学では能力の錯覚と呼びます。Koriat、Bjorkらは学習の自己確認でこうした評価のずれを報告しました。学生はブロック練習のあと、習得を過大評価しがちです。他の問題形式が混ざる試験では成績がはっきり下がります。
交互練習で何をするか
一回の学習で異なる問題、テーマ、技能を混ぜます。二次方程式20問を続ける代わりに、二次方程式5問、図形5問、確率5問を繰り返します。
初めは難しく感じます。その都度止まって方法を選ぶ必要があります。その手間が目的です。
Rohrer、Dedrick、Stershic(2015)は、中学生の数学で、同じ問題をまとめる群と混ぜる群を比較しました。4日後の遅延テストでは、交互練習群72%、ブロック練習群38%でした。小さな差ではありません。
TaylorとRohrer(2010)は確率問題でも似た結果を得ました。総学習時間が同じでも交互練習が役立ちました。
働く仕組み
同じ問題をまとめると、パターンを認識して毎回同じ手順を行う、自動性に近い状態になります。習得に感じても、実際の問題は種類別に並んでいません。
交互練習では、その都度どの方法が合うか判断します。戦略を選ぶこと自体が練習で、同じ手順の実行だけでなく、形式を見分けて選ぶ力を作ります。
想起の経路も強めます。別の問題を挟んで戻ると想起が難しくなり、難しい想起は長期保持を高めます。テスト効果につながる部分で、苦労は欠点ではなく特徴です。
問題形式の類似点や違いも見えやすくなります。比較から方法の境界を学び、新しい問題の変化への成績につながります。
実践するときの事情
教科書はテーマ別で、章末の問題もまとめられています。順番に進めると自然にブロック練習になります。
意識して混ぜる必要があります。別の章の問題を順番に解く、行き詰まったり飽きたりしたら別のテーマに変えてあとで戻る方法があります。
数学は混ぜやすい例です。語学なら異なるテーマの単語、歴史なら因果分析と一次資料の解釈を交互にできます。暗記カードもテーマをまたいで混ぜられます。
重要なのは、慣れるだけでなく実際に学ぼうとしていることです。すでによく知る問題には大きな追加効果がなく、つながりを作る学習段階で最も有用です。
学習時間への取り入れ方
ブロック練習も、新しい問題の基本に慣れるときには役割があります。ただ、そこで終えると改善の機会を逃します。
研究は二段階を支持します。短いブロック練習で基本に慣れたら、複数の形式を混ぜます。基本を越えているなら、そのまま交互練習でもよいでしょう。
その場では遅く感じるのが難点です。学生は実際と逆に、交互練習を難しく効果が低いと評価しがちです。詰め込みを有用に感じるのと同じ錯覚で、瞬間の感覚は効果の確かな指標ではありません。
混ざった問題に苛立つとき、その苛立ちは、一時的な慣れではなく持続する知識を作る働きの信号です。
感覚より証拠を頼りにしましょう。